フードツーリズムの可能性
コーディネーターの茂田です。
今回は「フードツーリズム」についてお話します。
よろず支援拠点では様々な相談対応を行っていますが、「食」の販路開拓の相談が約半分です。
展示商談会などを活用した営業展開のお手伝いをすることが多いのですが
小規模事業者の皆様にはコストをかけず「在るものを活かす」販路開拓方法の支援を日夜研究し、実践させていただいています。
その中で今、私が注力しているのは「フードツーリズム」です。
熊本地震で阿蘇山や熊本城で来ていた観光客が激減した今、地域資源である自然や歴史を見直し、新しい観光商品の造成が各地域で取り組まれています。
JNTOのデータから、日本を訪れる外国人観光客には「日本食」に関するニーズが高いことを知ることができます。
ここでポイントなのは「和食」ではなく「日本食」なのです。
私自身も今年、海外の観光エージェントやインフルエンサーを招致する事業を実際に担当し、行いましたが「日本の調理技術や食に関する造形が深い」という声をたくさん聞きました。
彼らは日本で食べる時に、和食はもちろん中華料理、フレンチ、イタリアンも美味しいという。
今や観光資源は名所や自然、歴史名跡だけではなく、「食」そのものも充分に集客できる可能性があることを実感している。
今、「食」に関わる事業者さん達に、オプショナルツアーになる体験メニューを開発していただいて、オプショナルツアーサイトや旅行会社からの送客を受け、そこから自分の商品の販売に繋げていただいています。
食べるい草のスタディツアー、自然薯収穫体験と調理体験ツアーなど、様々なオプショナルツアーが生まれています。
もちろん飲食店が観光客向けのメニューを開発したり、インバウンド向けにメニューの多言語化や電子マネー決済などの導入も進めています。
「フードツーリズム」に興味がある事業者様は、ご相談にいらしてください。
#熊本 フードツーリズム 可能性
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