「AI」は天使か?悪魔か?
こんにちは!
コーディネーターの上村(かみむら)です。
今回は「AI」についてちょこっと話してみたいと思います。
実は今回のAIについての話の内容は、「インターネット」や「IT」「パソコン」といった、様々な近年の「使える」ツールにも同様の事が言えるというものです。
皆さんは「AI」って何だと思いますか?
『人工知能』
そう訳されています。
果たして「人工知能」に「知能」はあるのか?
これを言い出すと「知能」とは何か?となり、物理的「知能」や哲学的「知能」の話になって際限がなくなるので横に置きますが、一般的に「AI」が進むと人が大量リストラされて「いらない人」が多く生み出される!とか、様々な事が凄いクオリティ、凄い速度で行われユートピアが生まれる!など言う人がいます。
どちらも事象の一片でしかないので、どちらも正しく、どちらも不十分です。
AIの行なっていることは、大量のデータを蓄積し(ビッグデータというキーワードもしばしば聞くと思います。)解析し、答えを出すということです。
この「大量のデータ」があまりにも凄まじい上に、コンピュータの能力も上がり続け、速度がとんでもなく早くなり、両方が相まって凄い答えをすごい速さで出しているわけです。
データを蓄積し、解析し、答えを出すのはこれまでのコンピュータの世界でもやってきたことで、これに超膨大なデータを学習する部分が加わったのが新しいと言えます。
つまり、いきいなり世の中に生まれたわけではなく、これまであったことの延長で凄くなってきたものを「AI」と呼んでいるわけです。
時代の変革というのはこれまでもしばしば起こってきました。
自分の人生を振り返り、子供時代は歩いていました。それから自転車に乗るようになります。自転車がバイクになり、車になり、より遠くまで快適に移動できるようになりました。
通信に関しても、大昔「文通」というのがあったようですが、電話が生まれ、ファックスが出てきて、ポケベルを持たされ、携帯になり、今はスマホですね。
AIはこれらと同じ様に発達し便利になっているだけの事です。
これらの変革も様々な人々が職を失い、利便性を享受する人も生まれたわけです。
今、このAI化やIoT化などで、大きな社会変革が起きつつあります。
この人工知能、AIを始めとして、「インターネット」や「IT」「IoT」「パソコン」…みな「道具」です。
「道具」は「正しく」使ってこそ意味があり、間違った使い方をすると効果が出ないばかりか、社会的にも悪影響が起き、自分も身を滅ぼします。
それは「包丁」でも同じですよね。料理に使えば問題ないですが、これで人を殺せば犯罪者です。
「道具」は「目的」に対し「手段」の一つとして使うものです。
目的のない使い方をしないように注意頂ければと思います。
SNSなどでも同じですがFacebookやTwitter、LINEなど様々なものがありますが、それぞれ性格が違うので、使い方も変わってきます。
道具は使い方をしっかりと考えた上で、自分にあった道具かどうかも含めて考え、使うようにしましょう。
ちゃんと使えばとんでもなくスペシャルな結果が待ってるかもしれません。
ただ、そのためには、「何のために」「どのように」「いつ」「誰が」をセットで考えるようにして下さい。
物事は多面的です。
例えば片思いの少年Aにキューピットが願いを叶え、少女Bと恋人同士にしてくれたと仮定します。しかし、この少女Bを好きな少年Cがいました。
この少年Cからすると、このキューピットは悪魔に見えることでしょうね。
「AI」は人の使い方で「天使」にも「悪魔」にもなるのです。
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