会社は公器
コーディネーターの上村(かみむら)です。
最近とある保険会社がネット上で炎上しているのをご存知ですか?
事故が起きた時の対処として、払いを渋ったり、放置したり…、保険に入っている人は何を求めて保険に入っているでしょうか?
これは保険に限った話ではありません。
多くの企業に当てはまります。
「会社は公器」という言葉があります。
松下幸之助氏の言葉ですね。
自分だけの儲けを追求していると、いつか顧客に見放されます。
顧客が何を求めているのか?それに応え、なおかつプラスアルファがあると顧客は感動と共に信用信頼を持ってくれます。そういう場合、商品によってはリピーターになり、商品によっては口コミになります。
しかし、逆だとどうでしょう?
例え本人が「いい人」で「立派な人」であっても、商売に陰りが出てきます。
最近もたまさか「ネットの口コミ」の評価が悪く、顧客が減っていってる例がありました。
本人としては「小手先の手法で信用を取り戻したいとは思わない。」との事で、地道に信用を積み上げる方向のようです。
しかし、よく考えてみてください。
どんなに素晴らしい商品でも、どんなに品質が良くても、購入側が望んでいないものは売れません。
素晴らしい商品で、品質が良いのは大前提として、売る側が売りたいものを売るのではなく、売りたいものと顧客が望む接点を見つけ出し、顧客が喜ぶことのできる視点を顧客が解るように提示することも必要です。
ましてや、顧客が望まないことをやり続けると、やはり悪い評価が広まってしまいます。
昔と違って今はインターネットによってあっという間に情報が伝達されてしまいます。
これが同様の怒りを持つユーザーがつながってしまうと、悪評の大合唱が起こり、それが多くの人に伝播していきます。
会社は世の中の問題を解決することで存続します。それはお客様の要望として現れます。
「会社は公器」
ぜひ、この言葉をみなさんも意識して経営に取り込んでみてはいかがでしょうか?
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