「女心がわからん」とお嘆きのあなたへ
こんにちは、コーディネータの西田です。
インフルエンザ大流行していますが、みなさんのご家庭は大丈夫ですか?
私の相談者さんは9割が女性経営者さんなのですが、この時期、お子さんの体調や学級閉鎖などでスケジュール変更せざるをえず、時間のやりくりにご苦労されている様子が伺えます。私も一児の母なのでそのご苦労はよくわかります(汗)
で、こんなとき
「すみません、子供の学校が学級閉鎖で面倒を見なくてはいけなくなったので…」
というのは、決まって「女性」なんですよね。
残念ながら、男性で同じセリフを未だかつて聞いたことがないです。
(いらしたらぜひご紹介ください!ノーベル平和賞ものです!)
「可愛い我が子を放っておけない」
という母性からくるものかもしれませんが、どこかで、やっぱり、家庭の一切合切は、妻が面倒を見るのが慣例になっちゃっている感があり、複雑な気持ちになります。
おそらく、ブログをお読みになっているのは、男性経営者さんが多いと思います。
なので、普段、奥様が口に出さないだろうこともまじえてお伝えしますね。
世の中のお母さんって、
あなたが想像している以上に、毎日必死で、仕事に、家事に、育児に、(人によってはプラス介護も)頑張っています。
自分のことを後回しにしてでも、身を削って、献身的に働いています。
とりわけ、女性経営者さんは、プラス、経営者としての重責も背負っています。
決してわがままを通したいんじゃなくて、世の中の困っている人をほっとけなくて、いつのまにか生業にしている人が多いんです。
根がいい人、面倒見の良い人なんですね。素敵ですね。そんなところに(も)惚れて、一緒になられたのだと思います。
なので、多少化粧がはげてても、夕飯がちょっと既製品が混じっても、掃除が行き届かなくても、たまに不機嫌そうにしていても、そこは大目に見てあげてください。
「ああ、よほど疲れているんだな。大変なんだな。」
と察知してください。
代わりに子供の面倒を見てね、家事をやってね、介護をやってね、ということではありません。
ちょっとした、声かけが彼女たちの癒しになることがあるんですよ、と言いたいんです。
こういうとき、女心がわからん男性は
「洗濯物、たたむの手伝ってやろうか?」
って言っちゃうんです。
これ地雷です。
内心
「やろうかってなんだよコイツ」
って思ってます。もしかしたら、晩御飯一品減ってるかも(笑)
こんなとき、たとえば、彼女たちが疲れていそうなときは、
「いつもありがとうね。」
でいいんです。この一言で、どれほど彼女たちが救われるかしれません。
もちろん、できる範囲具体的にできることを分担していただければ花マルです!
あと、できない・やらない言い訳はいらないです。感情を逆なでするだけです。
余計な一言つけてしまうから地雷を踏むんです。
夫婦は運命共同体。
家事も、育児も、介護も、女性一人が背負うものではありません。
基本、はんぶんこです。
自分にできないときはパートナーに「ありがとう」と労をねぎらうのがルール。
それらをふまえて、自然にふるまえる人は、経営者としても、異性としても素敵な方に違いないです。
ここではご家庭での例でお話しましたが、これって、職場でも言えることですよね。
「人間の悩みは全て対人関係の悩みである」
とはアドラーの名言。
業績をあげたいのであれば、家庭と職場の人間関係の見直しは必須です。
奥様、女性社員、女性客の女心がいまいちつかめない経営者さんがいらしたら、いつでもご相談にのります。
西田でした!
#ワークライフバランス #アドラー心理学 #行動経済学 #交流分析 #人間関係 #コミュニケーション
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