人の幸せとは、・・・
人の幸せとは何でしょうか。ほとんどの人は、朝起きて、朝ごはんを食べて仕事に行って、たまには帰りに食事に行ったりして生活しています。この平凡さの中に幸せを読み取ることができます。人間の生活の中で多くの時間を占める「仕事をする」ということは、人が幸せを感じるためのたいへん重要な要素です。この仕事の部分を幸せにするためにどのようなことをすればよいのでしょうか。
欧米では仕事はパニッシュメント(罰)と聞きました。「夏に1ヵ月のバカンスを取るので、その罰として仕事が課せられる。」という考え方です。しかし、日本ではこの考え方は受け入れられないでしょう。仕事は生活の一部であり、仕事をしながら、生きがいや達成感、成長したという感覚を覚えるようにすることが幸せであることに異論はないと思います。
自分を支えてくれる人が社内にいること、先輩や上司、同僚からの応援、会社のみんなで一体となって仕事ができること。会社での仕事を通じて勉強し、自分の成長を感じ、やりがいにつながることでしょう。そして、社内パワハラ(いじめや嫌がらせ)やセクハラのない会社になる必要があります。誰もがこのような会社に勤務したいと思っているでしょう。
もともと組織は、複数の人が集まって、協力することで、あるいは分業することで、個人個人を合計した力以上の効果を出そうとして組織を作りました。組織の基本は協力、皆が力を合わせることです。先輩や上司、同僚からの応援がないことや、会社のみんなが一体とならないのであれば、会社という組織を作る必要はありません。
もともと協力することで組織を作ったにもかかわらず、このことを忘れてしまって、社内で競争を誘う「個人業績主義」や、同様に社内で競争を誘う「会社の目標売上を個人ごとに落とす経営」は見直す必要があるでしょう。会社は社内で競争しているのではなくて、会社の外の競合他社と競争していることは充分に認識すべきことでしょう
そして、会社は、社長も含めた社員の幸せを応援するために存続すると言っても過言ではありません。
組織の在り方やモチベーションマネージメントについてのご相談があればよろず支援拠点へどうぞご連絡ください。
熊本県よろず支援拠点 コーディネーター 原川 修一
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