未来を想像する
なんか凄いタイトルキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
って思うかも知れませんが、大層な話ではありません。
自分の事業を細かく見直して、その延長に何があるかを見直して見ましょうというお話。
こんにちは。
コーディネーターの上村(かみむら)です。
新型コロナで世の中大変になっています。
倒産する企業・事業者も出てきており、いつまで耐えられるか?と胃を痛くしている人も大勢いることでしょう。
と、同時に、これをステップに売り上げを向上させてる人たちもいます。
まず自社の状況を把握してみませんか?
会社の預貯金を始めとする様々な資産、それと雇用者や雇用形態。
そして、予定されている避けることのできない出費とその時期。
それを図にして見ると、専門家への相談もしやすくなります。
また何かのアイディアが出てくるかも知れません。
そして、その図を見ながら「ここで、こうしたら次どうなるか?すると、こっちにこんな余波が出てくるし…あ、でもこれならあっちでこういう手を打てば代用が効くかも…」
と言った具合にです。
で、これをより的確にするために、社会状況を被せていきます。例えば人口動態も重要です。
どんなに頑張っても頑張ってる地域に顧客数が足りない地元密着事業はどうにもならなくなります。
そうすると、商圏を広げるか、商圏を変えるか、WEBを併用するのか、コスト削減して少ない顧客数で対応できる業務にするのか?どういう舵取りをすれば良いかいろいろ考えられると思います。
今回新型コロナが発生したわけですが、ではアフターコロナやWithコロナと言われる未来はどんな社会になっていくのか?のフィルターも自分なりに想像して組み立てて行きます。
人との接触頻度は元に戻るだろうか?戻らないとしたら、人の動きはどうなるのか?公共交通機関はマイカーになるのか?それともリモートワークの多様に変わっていくのか?一極集中はそのまま続くのか?リモートになるなら場所が関係ないと言う人も増えるのではないか?食事も免疫を考えた食事を摂る人が増えるのではないか?などなど、考えたら大小様々な社会変化を想像できませんか?
実は私は学生の頃漫画家志望でした。おかげでゲームクリエイターや漫画の執筆など、自分が思っていた以上の好きな仕事と関わらせて頂きました。
漫画って世界を作っていくんですよ。
どんな社会前提を作って、そこにどんなキャラを用意して、どんなアクシデントを与えて、それをどう乗り越えさせるか?みたいな感じですね。
で、経営をやって思ったのは、考えることが非常に近い、似ているということです。
リアルにしようと思えば思うほど詳細まで詰めて考えます。
人によってはものすごく楽しい作業かも知れません。
WEBサイトの育て方も、私はセミナーなどでシミュレーションゲームや育成ゲームに例えて話をしたりもします。
解析の数値はゲームで言うパラメーターという考え方です。
ゲーム好きな人で、強い人は、これを応用すると経営も面白くなるかもしれません。
そして、悪いアクシデント予想には2割ほど状況悪く想定して、良い兆候には2割差し引いてプランを立てて実行してみてください。
まず、そのままだと思った通りにはなりません。それはストレスにもなります。
これ、自社の状況解析は特に念を入れてください。価格設定や流通も含め、お客様の喜ぶ顔も大事ですが、それは大前提で、さらに、それに協力してくれる商流の関係する皆さんの笑顔も思い浮かべてください。協力者が協力したくないと思う所は、いざという時、後回しにされますよ。周りの人皆に「ここは何とか残していかないと」と思ってもらえる状況を作りたいですね。
下請けや外注先をぞんざいに扱ってませんか?
お互い同じ人間で感情があることを認識しましょう。
どんなに進んでも結局「人間社会」は「人間関係」です。
社長が偉い、発注者が偉いと思っていませんか?
私はそういう発注者の言うことを聞けというタイプの会社とは付き合わないようにしています。
実は知らないところで会社の製品をそれまで愛用していた顧客だったかも知れませんよ。
何も千里眼を持とうとは言いません。
わずかに今を改善するための意識を少しづつやってみてはいかがでしょうか?
小さい会社(組織・事業者)、厳しい会社(組織・事業者)、できたての会社(組織・事業者)などそれこそ、「そんなコト言われても…」かも知れません。
個別に一緒に考えて欲しい…そう思ったら、いつでも熊本県よろず支援拠点へご連絡ください。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。