勝手に走りつづける思考
あけましておめでとうございます。
コーディーネーターの上村(かみむら)です。
本年もよろしくお願いいたします。
1月3日、熊本で再び大きな地震がありました。
皆様は大丈夫でしたでしょうか?
2016年の地震がフラッシュバックしました。
飼ってる猫たちも、凄い勢いで逃げ惑いかくれてました。
このフラッシュバックは自分で過去を思い出したくて思い出しているわけではありません。地震という現象をトリガーに勝手に脳が記憶の億から引っ張り出して来たのです。
人間の脳は、自分で思っていなくても、勝手に動き、勝手に何らかのサインを本人に返します。
例えば「あの人の名前何だっけ?」と思い、しばらくして、「まぁいいか」と考えるコトをやめたつもりになります。しかし、数日後唐突に「あぁ、あの人の名前は○○さんだった!」と思い出すことが多々あります。おそらく多くの人が経験していることと思います。
また、ある時は久しぶりにあった方の認識を間違えて挨拶してしまい、しばらくして、「あ、違った!」と意識もしないのに間違っていたことに気がついたりします。
そう、意識は勝手に走り続けているのです。
私はデザインを業務として行いますが、納期的に問題がなければ、すぐにはとりかかりません。
それは、脳を勝手に走らせておき、いろんな事象に無意識下で情報を集め関連付けさせる作業を行います。
これは作業として他人の眼に触れないので、「俺の仕事は後回しかよ」と思われる方もいるかもしれません。
しかし、これがあるのと無いのでは、作品への深掘りが変わってきます。
ただ、同様に、関係ないどうでもいい思考も並走します。
なので極力「答えの出ない自問自答」はしないように気をつけたほうがいいですね。
走り続けると疲れるのは、足も脳も同じです。
考えてもどうにもならないことをいつまでも考え続けるとマイナス思考になって良い結果には結びつきません。
考えても仕方がないことは考えない。
考えたことは極力どこかの時点で答えを与えてやる…というのが大切かと思います。
脳の運動もメリハリが必要ですね。
脳天気な方が人生楽しくないですか?
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